薬剤師メモ

とある病院薬剤師が色々なことをどんどん調べてずんずん精進していくブログです。

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2019年10月

Qナウゼリン(ドンペリドン)の添付文書には「外国において本剤による重篤な心室性不整脈及び突然死が報告されている」との記載があります。ドンペリドンは制吐剤としてよく使用されていますが、突然死とはどのようなものなのでしょうか。また、同効薬であるプリンペラン(メ

Qバファリンはアスピリン・ダイアルミネート製剤と謳われていますが、そもそもダイアルミネートって一体何?バイアスピリンとの違いは?Aダイアルミネート→制酸作用のある緩衝剤(炭酸マグネシウムとジヒドロキシアルミニウム アミノアセテートを2:1の比率で配合)◆バファ
『バファリンの成分、ダイアルミネートとは?バイアスピリンとはどう違う?』の画像

骨粗鬆症とは骨量が減って骨折しやすくなる病気・20歳代までに獲得する最大骨量が少ないこと・成人後の骨形成と骨吸収のインバランスによって骨量が減少することが主な原因となって発症★骨吸収:既存の古い骨が破骨細胞によって吸収されること★骨形成:その部位に骨芽細胞

シロスタゾールには他の抗血小板薬にはない動悸、頻脈といったアドヒアランスを低下させる副作用が認められることがあります。そのような副作用が起こってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。◆シロスタゾールの作用機序ホスホジエステラーゼ3活性を阻害し、血小板及

◆ヨード造影剤使用時にビグアナイド薬(メトホルミン、ブホルミン)を休薬する理由ヨード造影剤使用時→一過性に腎機能が低下し(造影剤腎症)、ビグアナイド薬の腎排泄の遅延をきたすことがある(造影剤による腎血流量の低下、尿細管細胞への直接的な障害などを介して)→
『メトホルミンはヨード造影剤使用時、腎機能が正常でも休薬する必要がある?』の画像

最近、DPP-4阻害薬で体重が増えるという報告があることを知ったので少し調べてみました。◆体重が増えるという報告の例・体重への影響:24週におけるベースラインからの体重の変化量はルセフィ先行群で-2.3kg、シタグリプチン先行群で+1.4kgだった(1)・(シダクリプチン)3
『DPP-4阻害薬で体重が増える?』の画像

数ヶ月前に総合病院から内科・整形外科のケアミックス病院に転職しました。なんやかんやばたばたしておりしばらく更新できずにいましたが、ようやく落ち着いてきたので少しずつまた更新したいと思っています。なにとぞよろしくお願いします。◆シックデイとは糖尿病患者が治
『シックデイとは』の画像

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